※高尾山山頂からの景色
目次
損益分岐点売上高を意識する
赤字から黒字に変わるタイミングはどのタイミングか把握されてますか?
そんなの知らない、とりあえず売上上げとけばいいでしょ、と思われるかもしれません。(その通りです!)
この変わるタイミングの売上の金額のことを損益分岐点売上高です。
業績が常に好調な方は無視して構いません。
しかし、そうでない方は意識すべき指標です。
計算方法
費用を変動費と固定費に分ける必要があります。
変動費は、売上が上がるごとに発生する費用。固定費は売上の変動に関わらず発生する費用になります。
例えば、スーパーの場合商品の仕入れが無いと売れませんので仕入が変動費になります。
店舗の家賃は売上に関わらず発生するので固定費です。
結論:変動するから変動費、固定的に発生するから固定費(そのままですね。)
全ての費用をそのように分類して、いくら売上を上げれば固定費が回収できるか=損益分岐点売上高となります。
毎年赤字だ、という方はまず損益分岐点売上高を目指していく事が重要です。
ただ売上をあげればいいのか
そんなことはありません。利益管理が必要となります。売上が落ちた時は過剰な固定費がないかなどどこからお金が出ていっているか考える必要があります。自分の感覚では利益は○○円だったけど、実際は〇円だった。。。など。
もちろん資金繰りも重要です。
そんな時に変動費・固定費がどの科目か、無駄な出費はないか→売上を上げていくという流れが非常に重要になるため、把握する事が大切です。